ニュース 社会 作成日:2022年3月28日_記事番号:T00101734
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は28日、マスク着用規定は変更せず、▽特定の娯楽施設に出入りする客や従業員にワクチン2~3回接種を求める、▽宴席で席を離れて乾杯することを認めない──などの内容を盛り込んだ、4月1~30日の新型コロナウイルスの防疫措置を発表した。海外の感染状況が深刻で、輸入症例が増えている上、域内各地でも感染経路の調査が必要なクラスター(感染者集団)の発生が増えており、市中での感染リスクが上昇していると指摘した。
ナイトクラブなどの特定の娯楽施設などでは、客は、ワクチンを3回接種した証明を提示し、「実聯制」(連絡先など最低限の個人情報を取得し、最大28日間保管)に協力する。呼吸器や発熱の症状があれば、入店できない。
特定の娯楽施設などの従業員は全員、ワクチン2回接種後、満14日過ぎていなければならない。2回接種後、3カ月がたてば、3回目のワクチンを打たなければ、業務に従事できない。また従業員は全員、4月30日まで毎週1回、抗原検査を受け、陰性でなければ、業務に従事できない。
基隆市で業務停止を命じられている小吃(軽食)店やカラオケ店の従業員は、業務再開時、3日以内のPCR検査の陰性証明を提示しなければ、業務に従事できない。業務再開後2週間は、2日ごとに抗原検査を、毎週PCR検査を受けなければならない。
従業員の名簿を作成し、健康管理計画を制定し、異常があれば、経過観察をしなければならない。
歌唱時もマスク着用
外出時のマスク常時着用に変更はなく、歌唱時もマスクを着用しなければならない。マスク着用が免除されるのは、外出時の飲食時のほか、▽室内外の運動、▽室内外の写真撮影、▽車の運転時に同乗者がいない、または同居の家族しか同乗していない、▽報道、収録、式典などでのあいさつ、講演、講座などの業務やイベント、▽温泉、サウナ、水場での活動などマスクが湿る場合──など。ただし、マスクは携帯し、疑わしい症状がある、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できない場合は、マスクを着用する。
事業所や交通機関など公共の場所では、▽実聯制、▽検温、▽消毒、▽従業員の健康管理、▽感染確認時の対応──を徹底する。
店舗やスーパーマーケット、市場などの人数制限は行わない。試食は可能。
公共交通機関の▽台湾高速鉄路(高鉄)、▽台湾鉄路(台鉄)、▽高速バス、▽船舶、▽域内航空路線──などでの飲食を認める。
飲食の場所では、▽実聯制、▽検温、▽手洗いや消毒用品の提供──を徹底する。宴席で席を離れて乾杯することを認めない。
宗教施設や宗教行事などは、内政部の防疫措置に従う。
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