ニュース 電子 作成日:2022年4月7日_記事番号:T00101870
消息筋などによると、米半導体大手、インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)はきょう7日にも台湾入りし、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)を訪問し、先進製造プロセスの生産委託拡大を打診するとみられている。6/5ナノメートルや、3ナノの中央演算処理装置(CPU)発注拡大のほか、2ナノプロセス、成熟プロセスを含めた全面的な提携を望んでいるようだ。7日付経済日報が報じた。
ゲルシンガーCEOは昨年12月に訪台したばかり。アジアの顧客とサプライヤーを訪問するため、まず7日早朝にプライベートジェットで台湾入りするとの情報が流れた。
わずか4カ月での再訪問は、生産能力確保が急務となっている表れで、ネットワークICや、CPU、グラフィックスプロセッサー(GPU)など主力製品の生産委託を拡大するとみられている。
インテルは、既にTSMCにネットワークICの発注を拡大しており、GPUについても自社や外部の生産能力では足りないため、今後2~3年TSMCの6ナノプロセスの生産能力をもっと多く確保したいようだ。特に、インテルが昨年8月に発表した「Xe-HPC」アーキテクチャのGPU「ポンテベッキオ(開発コード名)」は、ヘテロジニアス・インテグレーション(異種統合)技術を採用し、増産に難航しており、TSMCに督促するとみられている。
競合のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)がTSMCと5ナノの長期契約を締結していることから、インテルは5ナノプロセスの長期契約も増やしたい考えとされる。2025年に2ナノでも提携を目指すようだ。
TSMCは6日、ノーコメントだった。
ABF基板も調達拡大か
ゲルシンガーCEOは、半導体パッケージ基板(IC基板)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)の幹部も訪問するようだ。インテルは、ヘテロジニアス・インテグレーション技術の採用で、ABF基板の需要が倍増しているため、ユニマイクロンからの調達量を増やしたいようだ。
業界関係者は、インテルが必要とするハイエンドのABF基板は、台湾ではユニマイクロンしか供給できないと指摘した。
ユニマイクロンの昨年の連結売上高の5割を、顧客の上位5社が占めた。証券会社は、▽アップル、▽AMD、▽ザイリンクス、▽インテル、▽エヌビディア──と推測している。
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