中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は８日、新型コロナウイルス域内感染を新たに384人確認したと発表した。８日連続の３桁台で、今年最多だった。
県市別では、▽新北市、146人、▽高雄市、58人、▽台北市、54人、▽基隆市、31人、▽桃園市、25人、▽花蓮県、24人、▽新竹県、９人、▽新竹市、８人、▽屏東県、７人、▽宜蘭県、５人、▽台南市、５人、▽台中市、４人、▽雲林県、３人、▽苗栗県、２人、▽彰化県、１人、▽嘉義市、１人、▽台東県、１人──。
指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は、高雄市苓雅区のピアノバー、ＡＧＯ雅閣私人招待会館などのクラスター（感染者集団）は新たに50人増えたと説明した。
海外から入境した輸入症例は123人だった。死者はゼロだった。
台湾での感染確認は累計２万6,263人となった。内訳は、輸入症例が8,498人、台湾での域内感染が１万7,711人など。死者は累計853人。
総統府に感染者立ち寄り
総統府の張惇涵・報道官は８日、総統官邸に感染者が立ち寄っていたと通知を受けたと述べた。蔡英文・総統は検査の結果、陰性だったものの、午後３時20分に指揮センターを視察する予定は取り消した。中央社電が伝えた。
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