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昨年の家庭消費支出伸び率、4年来で最低


ニュース その他分野 作成日:2008年9月12日_記事番号:T00010193

昨年の家庭消費支出伸び率、4年来で最低

 
 行政院主計処が11日発表した2007年度の家庭収支調査によると、域内の一世帯平均の年間消費支出は71万6,094台湾元(約239万1,500円)で、前年からの伸び率は04年以来最低の0.4%(3,070元)にとどまった。12日付中国時報が報じた。
 
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 支出の内訳は食品・飲料費が23%(16万7,087元)と最も多く、食品価格の高騰を背景に3.6ポイントの伸びとなった。次いで不動産賃貸・水道費が20.7%(14万7,927元)で、1.5ポイント伸びた。
 
 このほか、長寿化を反映して保健・医療費は14.1%(10万2,407元)で、3.1ポイントの高い伸びとなった。不景気でも健康に関連する支出は影響を受けないもようだ。携帯電話およびインターネット関連需要により、運輸交通・通信費も1.4ポイント増の12.5%(8万9,256元)となった。
 
 主計処は支出全体の伸び率が低かったことについて、「昨年は物価上昇と原油価格の高騰に見舞われる中、消費者が節約に努めたためだ」と指摘した。