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《新型肺炎》休校基準を緩和、クラスごとに授業停止/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年4月12日_記事番号:T00101964

《新型肺炎》休校基準を緩和、クラスごとに授業停止/台湾

 教育部は12日、教育機関の新型コロナウイルス感染対策について、学校内の授業停止の基準緩和を発表した。あす13日より、感染確認者、または濃厚接触者が発生した場合は、クラスごとに授業を停止する。3分の1以上のクラス、または10クラス以上が授業を停止した場合は、全校で授業を停止する。これまでは、校内で2人の感染が確認された場合、全校で授業を停止していた。中央社電などが伝えた。

/date/2022/04/13/18school_2.jpg新竹県政府は、児童1人の感染が確認された小学校のクラスを10日間の学級閉鎖とし、11日は全校を休校としたと説明した(11日=中央社)

 教育部が11日発表した統計によると、18県市の237校が、休校や学級閉鎖、オンライン授業の措置を取っている。教員や保護者からは、授業の遅れなどに不満の声が出ていた。

工場停止の基準見直し要望も

 台湾機械工業同業公会(TAMI)の魏燦文・理事長は11日、経済活動を維持するため、感染していなければ工場に入場できるようにするなど、政府に対し、基準緩和を訴えた。工場内で1人でも感染が確認されれば工場全ての稼働が停止し、たまったものではないと語った。