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裕隆集団、EV販売に本腰(トップニュース)【表】/台湾


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2022年4月14日_記事番号:T00101998

裕隆集団、EV販売に本腰(トップニュース)【表】/台湾

 自動車大手、裕隆集団は13日、電気自動車(EV)など電動化を加速すると宣言した。下半期に輸入EVの2代目「日産リーフ」をはじめ、プラグインハイブリッド車(PHEV)を含む計3車種を市場に投入する予定だ。鴻海精密工業と推進するEVオープンプラットフォーム、MIH聯盟(MIHコンソーシアム)の「モデルC」を採用した、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)のスポーツ用多目的車(SUV)は、2023年下半期に発売すると説明した。14日付工商時報などが報じた。

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 裕隆集団は、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の電気商用車「e−ベリカ(菱利)」に続き、中華汽車が台湾総代理権を取得した英MGの台湾生産PHEVを9月に、中華汽車のマイルドハイブリッド3.49トントラックを第4四半期に、2代目日産リーフを年内に発売する計画だ。

 23年下半期には、日産のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載の台湾生産車も投入する。

22年新車予測、43.6万台

 裕隆集団は13日、22年の新車販売市場は43万6,000台と予測を示した。

 最大手の和泰汽車が2月8日に示した、前年比2%増の46万台の予測を下回った。2月下旬以降、ロシアのウクライナ侵攻で半導体材料不足の懸念が浮上、新型コロナウイルスの域内感染が拡大し、第1四半期の新車登録台数は10万4,344台と、前年同期を14.2%下回った。

 21年の新車登録台数は、前年比1.7%減の44万9,859台だった。

「裕隆城」、23年オープン

 李建輝・副総経理は、来年上半期に新北市新店区の商業施設「裕隆城」をオープンする予定だと述べた。

 裕隆城は地上8階、地下3階建てで延べ床面積は4万3,000坪。地下1階から4階まで書店・雑貨チェーン大手、誠品生活(エスライト・スペクトラム)が入居する予定だ。

 

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