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華固建設、「不動産市場は1〜2年の調整期に」


ニュース 建設 作成日:2008年9月12日_記事番号:T00010201

華固建設、「不動産市場は1〜2年の調整期に」

 
 華固建設の鍾栄昌董事長は11日、「世界景気の回復は早くて来年上半期で、不動産市場の調整は今後1~2年続く。業界は長期戦の準備をしておくべきだ」と語り、域内不動産市場に対する悲観的な見通しを明らかにした。12日付工商時報が報じた。
 
 その上で、不況時の対応策として、住宅建設プロジェクトを全業務の50%に引き下げる一方、オフィスなど商業不動産の割合を50%に引き上げる方針を示した。土地購入も減らして手持ちの現金を増やす考えだ。
 
 当面の商業不動産の推進案件としては、台北市内湖の旧三陽工業の工場跡地の複合オフィスビルを挙げた。着工は来年で、高さ60メートルの大型オフィスビル2棟、高級住居ビル2棟などからなり、物件総額100億台湾元(約334億円)規模だ。同社はまた、台北市の都市再開発プロジェクト「台北好好看」に参画して、大直や内湖、南港などでオフィスや高級住宅の開発を手掛ける方針だ。