家庭用の新型コロナウイルス抗原検査キットを政府が買い上げ、市民が全民健康保険カード（健保カード）を利用して購入する実名制（本人確認）販売について中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は18日、早ければ５月初旬に開始すると説明した。自由販売も継続する。19日付中国時報などが報じた。
市販の抗原検査キット（18日＝中央社）
市販の抗原検査キットは約300台湾元（約1,300円）で、実名制販売では100元まで下がるかと問われ、陳・衛福部長は、できる限り努力すると答えた。包装の関係で、１人１回当たり５回分の販売を計画している。
衛福部は７月末までに１億回分輸入する予定だ。域内メーカー５社の月産能力は490万回分で、５月に1,280万回分、その後1,580万回分に引き上げる計画だ。
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