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大林発電所改修、国家重大建設計画に


ニュース 公益 作成日:2007年6月12日_記事番号:T00001021

大林発電所改修、国家重大建設計画に

 行政院経済建設委員会は11日、台湾電力大林発電所(高雄市小港区)の改修計画を国家十大建設計画に含めることを決めた。燃焼炉4基の投資額は1,194億台湾元で、1基目は2014年7月の運転開始を目指す。ただし、二酸化炭素排出量が1年当たり500万トン増加するため、行政院環境保護署が追加書類の提出を求めるなど、環境評価作業に時間がかかっている。

 大林発電所の建設は、新設備の完成後に旧設備を撤去する方式が採られ、20年の完工時には出力320万キロワットを見込む。

 台湾電力をめぐっては、彰浜工業区火力発電所が今年4月、環境評価審査で不合格となり、新たに環境アセスメント計画の提出を求められている。このため、11年の運転開始予定が遅れるのは確実となっている。
T000010211