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中華電信のVDSL2端末、合勤が48万台を受注


ニュース 電子 作成日:2008年9月12日_記事番号:T00010214

中華電信のVDSL2端末、合勤が48万台を受注

 
 合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)は11日、中華電信によるVDSL2の接続端末48万台の調達入札を12億2,000台湾元(約40億7,000万円)で落札した。ユーザーのセットトップボックス(STB)1台当たりの価格は、業界で過去最低の約1,500元とみられている。10月末から11月にかけての出荷が予定されており、第4四半期の業績に大きく貢献するとみられている。12日付経済日報が伝えた。
 
 中華電信の光通信インターネット「HiNet光世代」は契約数を急激に伸ばしており、今年は純増36万件を目指していたが、値下げ調整もあって50万件を超える見通しとなっており、2010年にはADSL(非対称デジタル加入者線)の契約数を超える見通しだ。合勤は中華電信が10月に行う光通信関連の、L2ルーターの入札にも強い興味を示している。同入札案の落札価格は6億元以上が見込まれている。
 
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 合勤は昨年から今年にかけ、中華電信のVDSL2端末を累計で110万台の受注しているほか、今年7月には国防部軍用二型無線機の大型調達(66億9,800万元)も落札しており、今年の落札による受注総額は100億元に迫る勢いだ。