新型コロナウイルス感染が拡大する中、無症状、軽症の自宅療養に備え、医療品や食品がよく売れている。あるドラッグストアでは、▽かぜ薬、▽解熱剤、▽経口補水液──の１カ月分の販売量がわずか２日で売り切れた。22日付中国時報が伝えた。
台北市万華区のあるドラッグストアには、抗原検査キット売り切れの張り紙が貼られていた（21日＝中央社）
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心（ＰＸマート）では、今週に入って▽消毒用エタノール、▽アルコールハンドジェル、▽漂白剤──などの売上高が前週比10％増加した。また、インスタントラーメンや缶詰の売上高は30％増加した。
家庭用の抗原検査キットも品薄になっている。台南市政府衛生局は、これまで衛生所で行っていた抗原検査キットの配布を取りやめ、感染者と接触した可能性があるショートメッセージを受けた市民に限定すると発表した。
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