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《新型肺炎》医療・防疫関係者の居家隔離、台北市が抗原検査陰性で免除/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年4月25日_記事番号:T00102183

《新型肺炎》医療・防疫関係者の居家隔離、台北市が抗原検査陰性で免除/台湾

 新型コロナウイルス感染者や、感染者との接触を理由とした10日間の外出制限「居家隔離」の対象者が急増し、医療人材や防疫リソースの逼迫(ひっぱく)が懸念される中、台北市政府は24日、新型コロナワクチンを3回接種済みの医療関係者と防疫対策の人員が居家隔離の対象となった場合、毎朝実施する抗原検査で陰性が確認されれば隔離を免除し、出勤可能とすると発表した。今後は、公共交通機関や卸売市場の関係者、学校の教職員などにも導入する方針だ。25日付中国時報が報じた。

/date/2022/04/25/18ke_2.jpg柯文哲・台北市長は24日、無症状・軽症の自宅療養者向けの中山区のケアセンターを視察した(台北市政府リリースより)

 桃園市政府は、医療関係者に対し、台北市と同様の措置を導入すると表明した。今後、警察や消防、防疫対策の人員に拡大するか検討する。

 新北市は、医療関係者に対し、検査で陰性を確認した上で居家隔離を免除する措置を、昨年導入していると指摘した。▽高雄市、▽基隆市、▽花蓮県──は、中央政府の決定待ちだ。