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台風13号、航空200便以上に乱れ


ニュース 社会 作成日:2008年9月15日_記事番号:T00010219

台風13号、航空200便以上に乱れ

 
 台風13号(アジア名、シンラコウ)の台湾来襲により、今週末は交通に大きな乱れが生じた。14日午前、台中空港で視界不良のため、空港が閉鎖となり域内・国際線共に運航が中止され、約3,000人の足に影響が出たほか、域内・国際線合わせて200便以上がキャンセルまたは延期となった。また、航空業者によると、1万人の旅行者が台湾に戻れず海外で足止めされており、全員を帰台させるには少なくとも2日かかるという。15日付蘋果日報が報じた。

 また台湾鉄路(台鉄)は13日午後、指定列車をすべて運行停止、台湾高速鉄路(高鉄)も13日正午から1時間3便などに減便して運行した。高速道路では13日から全23カ所すべての料金所で料金の徴収を停止した。

 台風の勢力が弱まるに従って交通機関も正常な運行に戻り、台鉄は14日午後1時、高鉄は同2時から正常運行を回復、高速道路も、航空も15日はすべて正常に回復している。

 ただ、海運はきょう基隆の海運、フェリーともに全面的に運行停止となっている。道路状況は台湾全土の省道および県道で依然28カ所で交通が中断しており、全面回復には18日までかかると予測されている。