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《新型肺炎》接触者の隔離7日に短縮、後半4日間は外出可能/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年4月26日_記事番号:T00102211

《新型肺炎》接触者の隔離7日に短縮、後半4日間は外出可能/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は25日、きょう26日から、新型コロナウイルス感染確認者の濃厚接触者は3日間の外出制限「居家隔離」、その後は陰性が確認できれば条件付きで外出可能な4日間の「自主防疫」措置を取ると発表した。25日時点で居家隔離期間が3日間を超えていれば、27日から居家隔離を解除する。26日付工商時報が報じた。

/date/2022/04/26/18chen_2.jpg陳・衛福部長は、一部の県市からは居家隔離ゼロを望む声もあったと明かした(行政院提供)

 居家隔離の3日間は、原則1人1室で、外出できない。濃厚接触者と認定された際に抗原検査を実施した後、最終日の検査は不要で、4日間の自主防疫に移行する。

 自主防疫の4日間は、毎日抗原検査を受け、陰性なら、仕事や生活必需品の購入のために外出できる。公共交通機関も利用できる。学校には登校できない。外出時は、常時マスクを着用する。▽飲食店での店内飲食、▽会食・会合への参加、▽混み合う場所や不特定の人と接触する場所への出入り──は禁止する。

 指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は25日、国際的な研究データによると、ウイルスの潜伏期間は2.9~3.1日で、初日の検査なら感染者の8.55%しか確認できないが、2日目なら30%、3日目なら53%、4日目なら70.9%の感染者を確認でき、4日目以降も毎日検査すれば、約8割を確認できると説明した。接触者はこれまで、10日間の「居家隔離」、7日間の「自主健康管理」(公共の場所への出入り自粛など)が必要だった。

 一方、海外からの入境者はこれまで同様、10日間の外出制限「居家検疫」とその後7日間の自主健康管理を実施する。新たな変異株などの懸念から、期間短縮を見送った。

 

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