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台玻の太陽電池用ガラス、投資を20億元に拡大


ニュース その他製造 作成日:2008年9月15日_記事番号:T00010233

台玻の太陽電池用ガラス、投資を20億元に拡大

 
 経済部工業局は12日、台湾最大のガラスメーカー、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)が政府の経済振興政策に呼応し、今後3年間で彰浜工業区(彰化県)への投資を20億台湾元(約68億円)拡大し、太陽電池用ガラス基板および風力発電用材料を生産することを決めたと発表した。この投資により生産額は年60億元増加するという。13日付経済日報が報じた。

 台玻の計画によると今後彰浜工業区では、太陽電池用スーパーホワイトガラス、薄膜太陽電池用ガラス基板(TCO基板)および風力発電用高性能ガラス繊維材料およびLow-Eガラス(低放射ガラス)を生産する。工業局の話では、スーパーホワイトガラスは主に太陽電池装置の保護のために使用され、太陽電池生産コストの30~40%、TCO基板は薄型太陽電池生産コストの15~20%を占めるという。

 工業局は台玻の彰浜工業区における投資拡大に対し、優遇売却措置を適用し、さらに経済部は5年間の免税措置、研究開発(R&D)への補助、および労働力不足などの解決にも協力を行う。