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統一企業、中国保健食品市場に進出へ


ニュース 食品 作成日:2008年9月15日_記事番号:T00010235

統一企業、中国保健食品市場に進出へ

 
 統一企業(ユニプレジデント)の李華揚・保健事業群総経理は、台湾における保健食品ブランド「Metamin」の影響力拡大に注力するほか、今年末から中国保健食品市場へも進出すると表明した。15日付経済日報が報じた。

 李総経理は、「保健食品市場での経営は長期的な努力が必要だが、統一企業では域内市場を開拓するだけでなく、中国市場への進出も予定している」と語り、「初期は台湾から中国へ輸出し、将来的には戦略パートナーを求めた上で同市場での地位向上をめざす可能性もある」という見通しを示した。

 新ブランド「Metamin」を立ち上げ、8月には初の商品となるメタボリック症候群向けの保健食品「Metamin健康3D」を発売した統一だが、保健食品は同社にとって比較的不得意な分野とみられていた。李総経理は、「今後は統一が長年販売してきたシリアル、魚油、プロポリス、霊芝なども同ブランドに統合する」という方針を示した。

 製パン、保健食品、有機食品を3大事業とする統一企業保健事業群は、パン市場の今年の売上高が前年比3億台湾元増の31億元(約105億円)に達すると予測され、保健事業全体では同5億元増の37億元に達すると見込まれる。