ニュース 商業・サービス 作成日:2022年5月6日_記事番号:T00102381
寒舎集団(マイ・ハンブル・ハウス・グループ)の新ホテル、寒居酒店(ハンブル・ブティック・ホテル)が5日、台北市中山区でオープンした。新型コロナウイルス市中感染が拡大する中でのオープンについて蔡伯翰・董事長は、観光業がいつ回復するか正確に予測できないとしつつ、水際対策が緩和されれば、必ず旅行ブームが巻き起こると指摘。観光客が先に回復し、ビジネス客もオンライン会議から徐々にリアルに戻ると予想した。今後2~3年で客室稼働率7割達成が目標だ。6日付工商時報などが伝えた。
寒居酒店は、台北都市交通システム(MRT)松江南京駅すぐそばだ(5日=中央社)
寒居酒店は、24階建てのビルの1~10階で、客室数は111室。レストラン、フィットネスジム、プール、サウナなどを備える。海外からの観光客や、ビジネスパーソンをターゲットとする。初年度の平均客室単価は4000~4500台湾元(約1万8000~2万円)が目標だ。
蔡・董事長は、日本は大型連休にハワイ行き旅客機がほぼ満席だったことを例に挙げ、海外は旅行が活性化していると指摘した。
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は4日、新型コロナ域内感染のピークは20日ごろと予測し、ピークが過ぎれば、規制を徐々に緩和すると述べている。
資金と人手不足
蔡・董事長は、この2年、海外旅行が停滞し、ホテルは人員整理や転職で人員が大幅に減少しており、このままでは客室稼働率4割までしか対応できないと語った。政府に対し、観光ホテルは資金不足なので、従業員の給与補助継続、外国人労働者の雇用を認めてほしいと訴えた。
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