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《新型肺炎》ホテル館内レストラン、ビュッフェなど営業自粛(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2022年5月12日_記事番号:T00102490

《新型肺炎》ホテル館内レストラン、ビュッフェなど営業自粛(トップニュース)/台湾

 台北市や新北市の観光ホテルで、館内レストランの営業時間短縮や休業が増えている。特にビュッフェの休業が多い。新型コロナウイルス市中感染の拡大で、政府は飲食店の店内利用を禁止していないものの、消費者が外食を自粛しているためだ。12日付工商時報が報じた。

/date/2022/05/12/01_2.jpg5月8日の母の日も、ホテルの館内レストランの利用は激減した(中央社)

 台北君悦酒店(グランドハイアット台北、信義区)は31日まで、ビュッフェ「茶苑」、「彩日本料理」の営業を休止した。中華料理レストラン「雲錦中餐庁」は月~木曜を休業とした。

 台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北、信義区)のビュッフェ「探索厨房(レイテストレシピ)」と、台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル、中正区)のビュッフェ「十二厨(キッチン12)」は、あす13日までランチとアフタヌーンランチを営業しない。

 台北晶華酒店(リージェント台北、中山区)のビュッフェ「栢麗庁(ブラッセリー)」はアフタヌーンティーを休止している。アフタヌーンティーの食事券は、ランチにアップグレードして利用できる。

 新北市板橋区の板橋凱撒大飯店(シーザーパーク板橋)のビュッフェ「朋派自助餐」は、金~日曜のランチ、ディナーのみ営業する。他の時間帯はテイクアウトやデリバリーのみ。

 台北新板希爾頓酒店(ヒルトン台北新板)のビュッフェ「悦・市集(マーケットフレーバー)」は16~31日まで、月~木曜の朝食のみ営業する。

休暇取得を奨励

 ビュッフェは、席を離れて料理を取りにいくため、感染リスクが高いと考えられ、消費者に敬遠されやすい。一方、座席数が多く、営業時間も長いので、ホテルにとっては宴会場に次ぐ稼ぎどころだ。

 域内感染が増え始めた4月初旬は、レストランの予約キャンセルも少なく、キャンセルがあってもすぐに他の予約で埋まっていた。4月末に域内感染が1日当たり1万人を突破し、ホテル館内レストランの利用者は激減した。レストランは、営業時間短縮や休業、テイクアウトやデリバリー強化のほか、従業員への休暇取得奨励で対応している。

 

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