ニュース 医薬 作成日:2022年5月12日_記事番号:T00102504
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は11日、個人が海外製新型コロナウイルス抗原検査キットを郵送または携行で輸入する場合、6月30日までの期間限定で、食薬署への申請を免除すると発表した。免除されるのは1人1回、100回分まで。輸入目的は個人使用に限定され、販売することはできない。12日付中国時報が報じた。
高雄市鳳山区の薬局でも11日、検査キットを実名制(本人確認)販売で購入するための行列がみられた(11日=中央社)
検査キットを個人輸入する場合、これまでは食薬署に申請し、手数料2000元(約8700円)を納める必要があった。
呉秀梅・署長は、個人で輸入する検査キットの台湾での緊急使用許可(EUA)取得の有無は問わないものの、EUA未取得の検査キットを用いて得られた結果は、公式に認められないと強調した。
EUA未取得の検査キットの安全性と有効性は、使用者の責任のため、説明書をよく読み、使用方法や注意事項をよく確認するよう呼び掛けた。
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