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大陸委主任、05年に中国で秘密接触


ニュース 政治 作成日:2007年6月13日_記事番号:T00001028

大陸委主任、05年に中国で秘密接触

 行政院大陸委員会の陳明通主任委員が2005年11月、国立台湾大学国家発展研究所教授の職分で訪中し、中国政府高官と「一つの中国」など敏感な問題について協議していたことが分かった。陳主任委員は具体的な説明を避けている。

 同紙によると、陳主任委員の訪中は、表面的には中国社会科学院台湾研究所が主催する両岸学術交流行事への参加だった。しかし、実際の目的は陳水扁政権の依頼を受け、中国の国家安全部門や人民解放軍の幹部と秘密接触することだったという。宿泊費や交通費などは、総統府の機密費から支出されたという。

 中国側との秘密接触では、中国政府が提唱する「両岸は一つの中国に属する」との表現に関する意見交換が行われたが、主張は平行線をたどり、いかなる文書への署名もなかったという。13日付中国時報が伝えた。