ニュース 社会 作成日:2022年5月31日_記事番号:T00102841
行政院は30日の新型コロナウイルス感染対策会議で、医療リソースを考慮しつつ、入境者数の上限を緩和し、入境後の外出制限「居家検疫」の期間を見直す中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の提案を承認した。指揮センターが内政部、交通部、外交部と詳細を検討後、発表する。指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は30日、居家検疫の期間を短縮する方針だが、免除は検討していないと述べた。31日付工商時報が報じた。
蘇貞昌・行政院長(後左3)は30日、国際社会と足並みをそろえ、日常生活を目指すためと説明した(30日=中央社)
王国材・交通部長は、居家検疫の期間は現在の7日から3日に短縮する方向だと語った。ビジネス客を優先し、観光客は域内の感染ピークが過ぎてから検討する。入境制限は1週間当たり1万7000人から2万5000人に引き上げる考えだ。
指揮センターは31日、あす1日午前0時から入境者に対する空港検査を、全路線で唾液によるPCR検査に変更すると発表した。4月18日以降、北米、豪州路線などは唾液によるPCR検査に切り替え、東南アジアや欧州など他の路線は鼻咽頭ぬぐい液による検査だった。
端午節(旧暦5月5日、2022年は6月3日)連休を前に、陳・衛福部長は、連休で人の移動が増えても、感染確認数が安定していれば、感染状況は一服したと言えると指摘。6月に感染ピークに達し、感染確認数が減少傾向となる可能性はあると述べた。
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