ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台チャーター便、搭乗率75%に下落


ニュース 運輸 作成日:2008年9月17日_記事番号:T00010286

中台チャーター便、搭乗率75%に下落

 
 交通部民用航空局の統計によると、中台間の週末直航チャーター便は、実施11週目に当たる先週の搭乗率が75.2%と、3週連続で最低を更新した。同局では週末に台湾を襲った台風13号(アジア名・シンラコウ)の影響を指摘している。17日付工商時報が報じた。

 先週のフライトは中台各18便で、台湾から中国への便の搭乗率は77.9%、中国から台湾へは71.3%、平均で75.2%となった。民用航空局によると、7月4日開始以来、累計のフライトは中台各198便で、延べ15万人が利用し、平均搭乗率は依然85%に上っている。中国の行き先の都市としては、上海、広州、北京の3都市が人気だ。

 直航チャーター便は今後、中国の利用空港の拡大、およびルートの直線化によるフライト時間の短縮について中台間で協議が行われると伝えられている。李龍文民用航空局長は、中国側が今後開放する空港について、▽重慶▽成都▽杭州▽桂林▽大連▽深圳──の6カ所を挙げた上で、「われわれは既に全空港を開放した。次回は彼ら(中国)の番だ」と指摘した。