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太陽電池全自動生産設備、均豪が発表


ニュース その他製造 作成日:2008年9月17日_記事番号:T00010290

太陽電池全自動生産設備、均豪が発表

 
 設備メーカー、均豪精密工業(ギャラント・プレシジョン・マシニング、GPM)が16日、初めてシリコン系太陽電池向け全自動のフル生産ラインを発表した。今年、太陽電池設備による売上高は全体の8%に当たる約4億台湾元(約13億2,000万円)、来年は25億元以上を見込んでいる。17日付電子時報が報じた。

 葉勝発同社董事長によると、年間生産能力30メガワットピーク(MWp)、変換効率15%以上の全自動生産ラインは昨年末に完成、ラインの一部となる太陽電池セルの洗浄やレーザー加工などの設備を既に出荷しているが、フル生産ラインの受注は来年上半期となる見通し。来年上半期には年間生産能力50MWpのラインが完成する予定だ。今後、非シリコン系のCIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)系薄膜太陽電池向け設備なども発表するという。

 台湾で製造された太陽電池生産設備の域内シェアは現在約5%にとどまるが、域内生産設備は輸入設備より約20%安価なため、競争力は十分だ。