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中油の第5ナフサ、再開を9月末に延期


ニュース 石油・化学 作成日:2008年9月17日_記事番号:T00010291

中油の第5ナフサ、再開を9月末に延期

 
 石化製品原料の需要低迷が続きエチレン在庫の消化が困難となっている台湾中油は、9月26日までの予定で定期保守を実施している第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)の稼働再開を29日または30日まで延長すると表明した。また再開後も生産量を抑える予定だ。17日付経済日報が報じた。

 中油の第5プラントは、同社最大のエチレン生産能力(年産45万トン)を持つが、川下メーカーとの契約で、最近供給量がエチレンで48%、プロピレンで28%、ブタジエンで32%減少している。

 中油では、「ナフサから川上原料、中間原料まですべて価格の下落が続いており、多くの石化メーカーが模様眺めの態度を取っているため、第5プラント再開を延期するしかない」としている。