ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年9月17日_記事番号:T00010293
鉄鋼グループの義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下のめっき大手、燁輝企業は16日、ステンレス鋼大手、唐栄鉄工廠の株式1万1,700株(持ち株率3.37%)を市場内取引により取得したと発表した。義聯集団の傘下企業が保有する唐栄株18%と合わせると、義聯集団は唐栄の最大株主となる可能性がある。
唐栄は2007年の民営化を経て政府系機関が持ち株放出を続けており、現在関連機関の持ち株は台湾銀行の21.38%を最大として、経済部12.35%、中国鋼鉄(CSC)8.53%などとなっている。
燁輝は今回の唐栄株取得を「投資目的」としているが、市場では戦略的意図に基づいたものとみている。域内ステンレス鋼市場では義聯集団傘下の燁聯鋼鉄(YUSCO)が最大手、唐栄が2位となっており、市場関係者は、「燁聯が唐栄の董事会に董事を送ることになれば、燁聯の市場価格に対する影響力はさらに増大し、両社の価格が今後統一されることもあり得る」と語っている。
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