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統一実業、中国需要で利益倍増


ニュース その他製造 作成日:2007年6月13日_記事番号:T00001030

統一実業、中国需要で利益倍増

 台湾最大のブリキ原板メーカーである統一実業は、今年1~5月の累計売上高が昨年同期比26%増の90億9,000万台湾元、税引前利益は昨年同期比2倍以上の6億1,000万元以上を記録した。過去約10年で最高の数字で、中国大陸での好業績が理由だ。

 同社は昨年中国で新たに生産ライン1本を設けて計3本の生産ラインを全面稼働させた結果、ブリキ板と缶工場の業績が大きく好転。昨年1~5月期は8,400万元の赤字を計上したが、今年は3億2,800万元の利益を上げた。

 国際鉄鋼協会(IISI)によると、昨年の中国のブリキ需要は6百万トン。今後毎年7~10%の需要の伸びが期待できるという。同社は台湾のブリキ原料の半分以上を中国工場向けに輸出しており、今年の業績が昨年を上回ることは確実だという。