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作成日：2008年9月17日_記事番号：T00010301
８月のＴＶパネル出荷、ハイシーズン到来で大幅増
市場調査会社、ウィッツビューの統計によると、世界の液晶パネルメーカーのテレビ用パネル出荷枚数は８月、915万枚となり前月比18.6％の大幅増となった。ウィッツビューでは、年末のハイシーズン向け、テレビ用パネルの出荷枚数は月ごとに成長するとみており、９月はさらに10％成長するという予測を示した。17日付工商時報が報じた。
テレビ用パネル出荷量成長率をインチ数別でみると、22インチ（30％）、26インチ（62％）、42インチ（26％）の成長が顕著となっている。ＩＴ（情報技術）製品用パネルの出荷枚数は、ノートパソコン（ノートＰＣ）用は前月比0.7％微減の1,110万枚、モニター用は７月の基準値が低かったこともあり前月比8.5％増の1,500万枚となった。
ウィッツビューの統計では、８月の大型パネルの出荷枚数は合計3,530万枚で前月比7.8％増、前年同月比では2.2％の増加となった。大型パネルは過去２カ月、世界的な景気低迷による末端需要の不振、北京五輪効果による販売増が予想を下回ったことなどから出荷減が続いていた。
