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《新型肺炎》入境者の検疫3日に短縮、8月にも撤廃か(トップニュース)/台湾


ニュース 社会 作成日:2022年6月13日_記事番号:T00103026

《新型肺炎》入境者の検疫3日に短縮、8月にも撤廃か(トップニュース)/台湾

 新型コロナウイルス対策本部、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は11日、15日から、全ての旅客の台湾入境後の外出制限「居家検疫」を3日間へと、現行の7日間から短縮し、その後は条件付きで外出可能な4日間の「自主防疫」措置を取る「3+4」に変更すると発表した。入境日はゼロ日目と数える。政府の消息筋によると、1カ月後に「0+7」が可能か評価し、早ければ7月末までに発表、8月末までに開始する可能性がある。13日付自由時報などが報じた。

/date/2022/06/13/01chen_2.jpg20年3月から禁止されている海外団体旅行ツアーの催行について陳・衛福部長は、解禁時期が9月より早まる可能性があると話した(行政院提供)

 指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、入境者の「3+4」は大きな変更のため観察が必要で、成功であれば、次の段階を早める可能性が高まると語った。

 台湾に入境する旅客は、航空便の出発予定時刻の2日以内の核酸検査の陰性証明が必要だ。入境時に、唾液によるPCR検査を受け、2歳以上の旅客は家庭用抗原検査キット2回分を受け取る。検査キットは、検疫期間中に新型コロナ感染が疑われる症状が出た場合や、自主防疫期間中の外出前に使用する。

 空港から、居家検疫と自主防疫の実施場所への移動は、防疫タクシーを利用する以外に、家族や受け入れ機関・団体などの車両での送迎を利用することもできる。

 居家検疫と自主防疫は原則、同じ場所とし、1人1戸の自宅などか、防疫ホテルで実施する。荘人祥・報道官は12日、居家検疫の期間中は防疫ホテルを利用し、自主防疫は1人1戸が可能な自宅などに移動してもいいと説明した。

 自主防疫期間中は、原則外出不可だが、2日以内の抗原検査キットの結果が陰性であれば、仕事や生活必需品の購入のために外出することができる。外出時は常時マスクを着用し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保する。ビジネス上の契約履行のため、▽出勤、▽訪問、▽講演、▽会議──を行うほか、飲食店の個室での一人、または特定の相手との食事ができる。仕切り板がなければ、社会的距離を確保する。人混みの多い場所や不特定の人と接触する場所への出入りは禁止する。緊急性のない医療機関受診や検査も見合わせる。

 一方、学生の登校、外国人労働者の出勤は、クラスター(感染者集団)発生リスクが高いことから認めない。

入境者の上限、週2.5万人に

 指揮センターは、入境者の上限を1週間当たり延べ2万5000人とすると発表した。現在の入境者は1週間当たり約1万8000〜2万人。

 荘・報道官は13日、交通部民用航空局(民航局)が各航空会社に毎週の航空券の販売上限を設けると指摘した。

 このほか15日から、航空機での台湾での乗り継ぎ(トランジット)を解禁する。

 旅行最大手、雄獅旅行社(ライオントラベル・サービス)の統計によると、5月の航空券の販売枚数は前月比32%増加した。東南アジア、米州、北東アジアの順に多かった。

 

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