ニュース 電子 作成日:2008年9月17日_記事番号:T00010303
東芝の斎藤昇三上席常務は16日、横浜市内で記者団に対し、米メモリーカード大手サンディスクの買収に関心を抱いていることを明らかにした。サンディスクが東芝の傘下に入った場合、東芝が出資する台湾のメモリーカード用コントロールICメーカーの群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の受注に大きな追い風となりそうだ。17日付経済日報が伝えた。
サンディスクをめぐっては、既に米シーゲート・テクノロジーや韓国のサムスン電子も買収に関心を寄せており、買収合戦は三つ巴状態となった。斎藤上席常務は「現時点でサンディスクとは具体的な交渉を行っていない」と述べている。
東芝はNAND型フラッシュメモリー業界世界2位で、メモリーカードを生産するサンディスクの買収は業界の垂直統合に拍車をかけることになる。合併によりコントロールICに対する需要が増えれば、台湾メーカーの中では東芝と関係が深い群聯電子が真っ先に恩恵を受ける。
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