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《新型肺炎》域内の団体旅行参加、ワクチン接種義務撤廃へ/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2022年6月14日_記事番号:T00103064

《新型肺炎》域内の団体旅行参加、ワクチン接種義務撤廃へ/台湾

 交通部観光局は13日、新型コロナウイルス感染拡大を受け4月中旬から義務付けている、域内の団体旅行ツアー参加者へのワクチン3回接種の義務付けを撤廃する意見書が、交通部の承認を得たと説明した。14日に中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)に送り、同意が得られれば、観光局が防疫ガイドライン(指針)を変更する予定だ。14日付工商時報などが報じた。

 観光局は、フィットネスジムの入場の際のワクチン3回接種の義務付けが5月27日から撤廃されており、この規定に照らせば、団体旅行ツアー参加の接種義務も取り消すことが可能と指摘した。

 中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(TAAT)の蕭博仁・理事長は、ワクチン3回接種の義務付けにより、これまで団体旅行ツアーの80%が取り消されたと指摘。7〜8月の夏休みシーズンを迎えるに当たり、ワクチン接種義務の撤廃がツアー件数の回復を左右するとした。