ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「物価高で家計苦しい」、専業主婦や高齢者も求職に動く


ニュース その他分野 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010317

「物価高で家計苦しい」、専業主婦や高齢者も求職に動く

 
 不景気のあおりを受け、これまで経済的に働く必要のなかった専業主婦や育児中の母親、孫までいる高齢の定年退職者や20歳未満の学生らの間で、仕事を探す動きが広まっているようだ。求人情報大手、104人材銀行に登録する19歳以下、40歳以上の求職者数は9万人近くに上り、前年同期比で2.4倍に増えたという。18日付聯合報などが報じた。

 同社のアンケート調査によると、同年齢層の求職理由は、▽物価上昇が家計に響く、71.7%▽家計を助けるため、63.8%▽物価上昇で貯金が尽きそう、26.8%──となっている。店員や飲食店の接客など、自宅から近い職場での仕事を求める傾向があるという。

 調査では、これまで働かなくてもよかった知人・友人が最近仕事を探し出したと答えた会社員も93%に上った。この1年で生活費が1カ月当たり平均4,817元、年間5万8,000元近く増えたと認識されていることが影響していそうだ。

 調査は8月8~11日に行われ、回答数は2,242件だった。