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作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010328
太平洋そごう、25日から「反インフレセール」
太平洋そごう百貨は、25日から29日まで「反インフレ」と銘打ち、5,000台湾元(約1万6,400円)消費すれば500元を還元する「満5,000元送500元」セールを実施する。世界的に景気が低迷する中、各百貨店が打ち出す「満千送百」に類するセールにはこれまで同調しない構えを見せていたそごうだが、経済環境の悪化で踏み切ることを決めたもようだ。このセールによって、25日から始まる「宿敵」微風広場(ブリーズセンター)の周年慶(創業祭)に対抗したい考えもあるようだ。18日付経済日報が報じた。
観測によると太平洋そごうの今回のセールでは、開店21周年を迎える忠孝店で化粧品、婦人服・下着、婦人用靴がセール対象となり、台北市より消費意欲が落ち込んでいる桃園県中レキ店(レキはつちへんに歴)、新竹店、高雄店では、全館各商品すべてがセール対象となるもようだ。
同セールでは、1日に単一店での消費が5,000元に達すると、▽セール期間に全店舗で使用できる500元分の買い物券▽500元分のガソリン券▽周年慶で使用できる500元の買い物券への交換用ポイント700点──の中から一つを選択して受け取ることができる。
微風広場と京華城が今月25日から、業界先陣を切って周年慶を実施するが、そごうの周年慶は、間もなく撤退する台北101店(10月2日~26日)からスタートする。