ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

シンガポール政府、66億元で桃園タイモールを買収


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010329

シンガポール政府、66億元で桃園タイモールを買収

 
 シンガポール政府投資公社(GIC)が桃園県のショッピングモール、台茂南カン家庭娯楽購物中心(タイモール、カンは山の下に坎)を総額66億台湾元(約216億円)で買収した。外資による商用不動産買収としては今年最高額で、18日付工商時報は、世界中に金融不安の嵐が吹き荒れる中、依然外資は台湾不動産市場の発展に注目していることを示していると指摘した。

T000103291

 
 タイモールは1999年にオープンした台湾で初めての大型ショッピングモール。オープン以来エクストリームスポーツ練習場、有名ブランドのアウトレット店、レストラン街を導入して年間売上高は28億元に達しており、桃園の百貨店業界ではトップクラスの業績を誇っている。

 GICはこれまでにも台湾で京華城購物中心(リビングモール、台北市松山区)などに出資を行ってきたが、今回は初めての直接投資となる。GICは最近1年、台湾で積極的に優良な大型商用不動産を物色しており、十分に評価、検討を重ねた結果、もともと10%の持ち株を保有していたタイモールの買収を決めた。