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作成日：2007年6月13日_記事番号：T00001033
ダイキン空調の米国販売権、和泰が取得意欲
ダイキン工業のクーラーの台湾販売代理店である和泰興業は12日、米国市場でもダイキン製品の販売代理権を取得する計画であることを明らかにした。成功すれば、台湾代理店としては初めて、日本製品のグローバル販売を担うことになる。時期は今年末か来年年明けで、10万米ドルを投じてロサンゼルスに販売拠点を設立する予定。
和泰興業が取り扱った１～５月のダイキン製品販売台数は約５万台で、売上高は22億台湾元。昨年同期比成長率はそれぞれ27%、25%となった。今年通年の予想販売台数は11万台、売上高は50億台湾元で、７年連続でシェアトップを維持する見込みだ。
ダイキンは昨年21億米ドルを投じて、米空調大手のマッケイ・インターナショナルを買収しており、蘇一仲・和泰董事長によると、2010年には売上高１兆8,000億円の世界最大のエアコンメーカーになるという。和泰はダイキンの成長に協力して業績を上げていく計画だ。
