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淡水の漁人碼頭、5つ星ホテル建設で観光客誘致


ニュース 建設 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010331

淡水の漁人碼頭、5つ星ホテル建設で観光客誘致

 
 台北県政府は、ここ3年で観光客が激減している淡水の「漁人碼頭」に、20億台湾元(約65億円)で5つ星ホテルを建設する。建設業者は麗宝建設に確定した。台北市から日帰り圏内の同地で宿泊客を増やし、中国人観光客を呼び込む狙いがある。

 18日付蘋果日報によると、台北県政府は先ごろ麗宝建設と契約を交わした。漁人碼頭に建設するのは9階建て、169室の5つ星ホテルで、工期は3年、2011年の完成を目指す。

 漁人碼頭は01年に台北県の重点風景区として整備され、夕日の観賞スポットとしても人気を呼んでいた。一方で、交通部観光局の統計によると、観光客は過去3年で約75万人減と、急速に足が遠のいていた。県政府は同地に観光客向けの宿泊施設がないことに着目し、今回の計画に踏み切った。地元ではホテルが観光地活性化のカンフル剤となるか、期待を寄せている。