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潤泰創新と台北市、MRT内湖駅ビル開発で正式契約


ニュース 建設 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010332

潤泰創新と台北市、MRT内湖駅ビル開発で正式契約

 
 潤泰創新国際は17日、台北都市交通システム(MRT)内湖線の内湖駅総合開発プロジェクトで台北市政府と正式に契約を交わした。潤泰創新は34億8,500万台湾元(約114億円)を投じ、内湖駅を商店街、オフィスビルを含む複合ビルとして開発する計画だ。同社は今回が初めての内湖区進出で、また、初のMRTとの提携プロジェクトとなる。18日付工商時報が報じた。

 潤泰創新の周冠印協理によると、内湖駅は徳安百貨脇の金龍路交差点という内湖区でも人通りの多い場所に位置し、敷地面積は計2,467坪。土地使用区分は「交通用地」で容積率は560%となる。これにより開発可能な総床面積は1万3,815坪と推定され、ビルが完成すれば年間3億元のテナント収入を見込めるという。来年半ばには完成する見通しで、将来的にはビルを外資に売却する可能性も示唆した。

 同社では、内湖線が予定通り来年6月に開通すれば、同地点の不動産価格は1坪当たり80万~90万元に値上がりするとみている。