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9月の住宅需要期、発売断念相次ぐ


ニュース 建設 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010333

9月の住宅需要期、発売断念相次ぐ

 
 9月中旬から10月末にかけては不動産市場で伝統的に需要期とされるが、台湾北部での新規物件発売総額は当初予想の1,569億台湾元を25%も下回る1,165億元(約3,790億円)にとどまることが分かった。18日付経済日報が伝えた。

 住展雑誌の調べによると、台北地区では9月中旬から10月末にかけ分譲開始予定の物件は31件だったが、このうち6件が分譲延期となった。

 このうち高級物件とされた太子建設の「台北信義」(信義計画区)は分譲開始が年末に延期された。中泰賓館跡に建設される「文華苑」はモデルルームが完成したが、積極的な広告を手控えている。

 台湾房屋の彭培業総経理は「不動産市場は模様眺めから底値を探る展開となっている。分譲物件の減少は必然的な現象だ」と指摘した。