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遠伝のWiMAXサービス、来年下半期に延期


ニュース 電子 作成日:2008年9月18日_記事番号:T00010339

遠伝のWiMAXサービス、来年下半期に延期

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は、次世代高速通信無線規格WiMAX(ワイマックス)のサービス開始時期を来年下半期に延期することを決定した。基地局設置のコストが高いことが主な原因だ。18日付工商時報が報じた。

 WiMAXサービス開始時期に関しては、今年末の開始を目指していた威邁思電信(VMAXテレコム)が来年に延期、大衆電信(FITEL)も延期を検討している。

 国家通信伝播委員会(NCC)はWiMAX事業権を獲得した業者は1年半以内、すなわち来年3月までにサービスを開始することを取り決めているが、困難な場合は1年間の延期が認められるため、遠伝は今回の延期によって事業権を取り消されることはない。

 また、中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝の電信大手3社は上半期、携帯電話サービス売上高が前年同期比1~2%減少。米国の金融危機による影響も懸念される。遠伝は今月末、董事会を招集する予定だが、年内に減資や資本支出計画の下方修正は行わない見通しだ。