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馬総統、国民党主席の兼任「今は」ない


ニュース 政治 作成日:2008年9月19日_記事番号:T00010344

馬総統、国民党主席の兼任「今は」ない

 
 来年5月末に予定される国民党主席改選に向け、水面下では既に駆け引きが始まっているようだ。9日、「党が望むなら命を懸けて頑張る」と再選への意欲を示した現任の呉伯雄同党主席に対し、馬英九総統は18日、「(総統と)党主席を兼任する考えはこれまでもなかったし、今もない」と語った。ただ、メディアから「これは次期主席選挙での呉氏支持を意味するのか」との質問には、「呉主席の任期はまだ終わっていない。改選について話すのは時期尚早」と含みを残した。19日付中国時報が報じた。

 なお国民党の規約は現在、総統と主席を兼任できない規定となっている。「規約を修正して兼任を可能にすることに賛成か」という質問に対し馬総統は、「調整を提案する人があれば検討は可能」と答えた。さらに馬総統は「主席の選出方法は、与党の時と野党の時で別のやり方を採ることの是非も検討してもよい」とも語った。その上で「『今は』呉主席を支持する」と表明した。