米ノババックスの新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が8日、各地で始まり、初日は延べ1952人が接種を受けた。このうち4回目の接種（2回目の追加接種、ブースター接種）として受けた人が1339人だった。10日付中国時報などが報じた。
4回目の接種は現時点で▽医療従事者、▽65歳以上の高齢者、▽長期介護施設の入居者、▽空港・港湾の従事者──などに認められている。
中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の荘人祥・報道官は8日、米モデルナの次世代ワクチンは早ければ10月にも台湾に到着するとの見通しを示した。
荘・報道官は、モデルナの次世代ワクチンは9～10月に米国で緊急使用許可（EUA）を取得する見込みで、順調にいけば、モデルナに審査用の資料提出を求めると説明した。
台湾はモデルナと、ワクチンを今年2000万回分調達する契約を締結している。
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