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有害粉ミルクの三鹿集団、台湾消費者に謝罪


ニュース 食品 作成日:2008年9月19日_記事番号:T00010360

有害粉ミルクの三鹿集団、台湾消費者に謝罪


 中国で乳児4人が死亡した有害物質メラミン入り粉ミルクが台湾市場にも流入していた事件を受け、同粉ミルクを製造した中国・三鹿集団(河北省石家荘市)の張振嶺董事長は18日記者会見を開き、台湾の消費者に対し謝罪を表明した。事件発覚後6日もたってからの謝罪で、しかも賠償については言及しなかった。19日付中国時報が報じた。

 三鹿集団の張董事長は15日にも謝罪会見を行っているが、この時は台湾の消費者には言及しておらず、今回が初めての台湾に向けた謝罪となった。

 行政院大陸委員会(陸委会)は同15日、中国当局に対し、「速やかに真相を究明して両岸(中台)人民に明確な説明をすると同時に、食品の安全を軽視したメーカーに対し処罰と謝罪および賠償を要求する」という声明を発表していた。

 しかし、この声明が中国側の注意を引くことはなく、台湾メディアの厳しい追及によってようやく反応を見せたようだ。