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台湾エプソンが新機種発売、プロジェクター首位維持狙う


ニュース 家電 作成日:2008年9月19日_記事番号:T00010362

台湾エプソンが新機種発売、プロジェクター首位維持狙う


 台湾エプソンは18日、ビジネス向けのモバイルプロジェクター5機種を発売した。今年の同社全体の販売目標は2万6,000台で、台湾市場首位を維持したい考えだ。19日付工商時報などが報じた。

 今回発売した5機種は入門~中級機種で、明るさは最高3,000ルーメン。重さは、同水準の明るさでは業界で最も軽い1.7キロだ。販売価格は2万3,900~9万4,900台湾元(約7万7,000~30万7,000円)となっている。

 台湾エプソンは、今年は明るさが2,500~3,000ルーメンの機種が主流となり、65%の成長をみせると予測。プロジェクターの台湾市場全体では、5%の出荷成長が見込めるとした。

 市場調査機関IDCの調査によると、2007年の台湾市場のプロジェクター出荷台数は8万5,500台。明るさ2,000~2,500ルーメンの機種が全体の47%を占めた。

 米エプソンによると、第4四半期のプロジェクターの世界市場はハイシーズンだが好調が望めない。しかし、エプソンは前年比で10%成長する予測。台湾や先進国の教育市場で、需要が減らないとみているためだ。