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頂倫、中国子会社をサムスン電機に売却


ニュース 電子 作成日:2008年9月19日_記事番号:T00010365

頂倫、中国子会社をサムスン電機に売却


 プリント基板メーカー、頂倫企業(J-スリー・インターナショナル・ホールディング)が、中国子会社「ユニキャップ」(江蘇省昆山市)の株式90%を、韓国総合部品最大手のサムスン電機に約2,000万米ドルで売却した。19日付朝鮮日報電子版によると、サムスン電機による外部企業の買収は約20年ぶりだ。

 頂倫はユニキャップの売却について、「台湾受託製造各社との厳しい競争によって事業がなかなか事業が伸びず、製品もメモリモジュール基板に限られていた。今後は台湾本工場の事業に集中し、経営リスクを低減させたい」としている。

 サムスン電機では、2009年初めの本格稼働を目標に、生産設備を整備する方針。同社はユニキャップ買収によって売り上げの40%以上を占める基板事業部のコスト競争力を向上させたい考えだ。ユニキャップは主に携帯電話用のプリント基板を製造している。