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デルの海外工場、緯創が買収検討


ニュース 電子 作成日:2008年9月19日_記事番号:T00010368

デルの海外工場、緯創が買収検討

 
 緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は18日、米デルの工場の買収を検討していることを明らかにした。19日付経済日報が伝えた。
 
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 米紙などの報道によると、デルは今後18カ月をめどに大部分の海外工場の売却を検討しており、主にアジアの委託生産先を対象に買収を打診している。第2四半期の業績が振るわず、今後も企業向け製品の見通しが悲観的なことが原因とみられる。

 林董事長はこれについて、受託生産業者として大手顧客の調達予算削減を実感していると述べた。緯創はデルのノートパソコン(ノートPC)生産の主要委託業者の1社だ。デル工場の買収について「まだ確定したわけではないが、買収の可能性を検討している」と語った。

 工場の買い手としては、今年からノートPCの受託生産を行っている鴻海精密工業の名前も挙がっている。