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ペット用医療保険、1年以内に発売へ


ニュース 金融 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010386

ペット用医療保険、1年以内に発売へ


 台湾で初めてとなるペット用の医療保険が1年以内に発売されることになりそうだ。DNA鑑定の台湾基因科技は19日、米ペット保険会社、ペット・ベスト・インシュランス(PBI)と提携して同種の保険を台湾市場に導入する予定だと発表した。20日付工商時報が報じた。

 台湾基因によると、現在域内損保と提携交渉中だが、台湾で唯一ペット傷害保険を扱う旺旺友聯産物保険(ユニオン・インシュランス)が最も積極的だという。旺旺友聯が現在扱うペット傷害保険では、事故による傷害治療費用と死亡に際しての保険金が支払われるが、自分のペットを故意に傷つけるなどの道徳的リスクが高いとして病気の治療費用などは対象外となっている。台湾基因は、動物病院との提携やDNA鑑定により、道徳的リスクを低減できるとしている。

 台湾のペット市場は450億台湾元(約1,500億円)規模で、そのうち医療分野は30%だ。PBIによると、これまでの犬や猫の医療費は1回平均600元で、最高額は42万元だった。保険金の算定基準は単純で、手術や治療、入院費用などの80%(最高300万元)が保険で賄われ、残りの20%は契約者である飼い主が自己負担する。