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事故米騒動、台湾でも米菓子流通確認


ニュース 食品 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010390

事故米騒動、台湾でも米菓子流通確認

 
 日本で食品商社の三笠フーズ(大阪市)が農薬成分が含まれた非食用米を不正転売していた事件で、行政院衛生署が追跡調査を行った結果、年初来日本の米菓子を輸入していた台湾企業70社のうち、1社が問題の米を使用した可能性がある米菓子を扱っていた疑いが浮上した。20日付自由時報などが伝えた。

 衛生署は日本の厚生労働省が問題の非食用米を購入した日本全国375社のリストを発表したことを受け、台湾側の輸入業者に対し、輸入先とリストの照合を求めている。その結果、同リストに含まれる播磨屋(兵庫県赤穂市)が製造した米菓子が台北市内の服飾店の景品として、消費者に流通していたことが19日までに判明した。

 台北市衛生局の調べによると、同市南京西路の衣料品店「哈其服飾店」は今年6月、播磨屋が製造した米菓子500パックを輸入し、顧客105人と従業員395人に景品として配った。