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安値のミルク入り飲料、中国製の可能性大


ニュース 食品 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010391

安値のミルク入り飲料、中国製の可能性大


 中国の有害物質メラミン入り粉ミルクの台湾市場への流入が懸念される中、飲料販売店や喫茶店では値段の安いミルク入り飲料に、中国製のクリームパウダーやコーヒーフレッシュが使われている可能性があり、政府による調査が必要だと業者らが指摘している。22日付聯合報が報じた。

 業者によると、日本、豪州、米国などの有名メーカーの製品はコストが高く、安値の店舗では中国製が使用されていると考えられる。翰林国際餐飲集団の喫茶チェーン、翰林茶館の店主は、ネスレの「三花(カーネーション)」ブランドのクリームパウダーが500グラム58台湾元(約194円)なのに対し、中国産の劣悪品は同量で10元に過ぎず、1カ月では6,000~1万元の差が出ると語った。

 また、他店との差別化のため、「中国製の乳製品は使用していません。安心してお召し上がりください」といった横断幕を店頭に掲げた店も出てきている。