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8月の携帯電話販売額、昨年同期比26%減


ニュース 電子 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010399

8月の携帯電話販売額、昨年同期比26%減

 
 最新の市場調査によると、8月の携帯電話端末の販売総額は21億7,500万台湾元(約72億6,000万円)で、前年同期比25.85%の大幅減少となった。販売台数は63万1,500台で同6.23%減。22日付経済日報が伝えた。

 メーカー別に見ると、販売台数ではノキアがシェア31.7%でトップ、ソニー・エリクソンが24.5%で2位だ。しかし、販売額では逆にソニー・エリクソンがシェア32.1%で首位、ノキアは2位の28.2%で約4ポイントの差をつけられている。

 これについて台湾ノキアの程宗楷総経理は、「台湾の市場調査は通信キャリアによる販売奨励金を考慮しておらず、販売額シェアは参考程度」と指摘する。今年は通信キャリアによる販売割合が増え、奨励金投入によって小売単価は下落、市場全体の単月売上高は、これまでのハイシーズンの販売総額30億元水準から20億元前後まで縮小している。

 このほか、サムスン電子は販売台数シェア15.9%、販売額シェア10.5%で共に3位、日系メーカーはシャープが販売額シェア1.6%で7位、東芝が同0.8%で10位という結果だった。
 
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