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友達の二林工場、直接11世代建設へ


ニュース 電子 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010401

友達の二林工場、直接11世代建設へ

 
 友達光電(AUO)の陳来助総経理は21日、馬英九総統および劉兆玄行政院長に、中部科学園区(中科)第4期基地(彰化県二林鎮)での投資計画について報告を行い、同基地では10世代を飛ばして直接11世代を建設すると表明した。22日付経済日報が報じた。

 事前に行政院国家科学会議(国科会)に提出した計画で友達は、二林基地に10、11世代を2基ずつ設置する予定としていた。しかし、シャープやサムスンが10世代工場を計画していること、二林工場を2020年までの需要に対応できるようにという長期的視野に立ち、11世代の建設を決めたとしている。

 国科会の李羅権主任委員によると、友達は来年7月に工場に着工する考えで、中央政府と彰化県は同基地と高速道路を結ぶ快速道路建設、既存道路拡張に147億4,000万台湾元(約492億円)を投じる考えを示した。

 また二林工場は、建造物の環境配慮基準、LEEDに準拠して建設を進める計画で、環境保護および省エネのために投じる特別コストは1%以内にとどめながら、35~40%の省エネ、純水の回収率80~85%、建築廃棄物のリサイクル率80~85%を達成できるという。