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華邦電の12インチ工場、彰化二林に2基目設置を申請


ニュース 電子 作成日:2008年9月22日_記事番号:T00010403

華邦電の12インチ工場、彰化二林に2基目設置を申請

 
 DRAMメーカー、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)幹部は21日、先週中部科学園区(中科)管理局に対し、彰化県二林鎮の中科第4期基地30ヘクタールの用地に、域内2基目となる12インチウエハー工場の設置を申請したことを明らかにした。DRAM市場の低迷が続き、力晶半導体(PSC)など大手メーカーが相次いで減産を実施する中、流れに逆らう形での生産能力拡充で、完成すれば同社の最大月産能力は12万枚以上に拡大する。22日付経済日報が報じた。
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 華邦電の計画が実現すれば、彰化県としては初の半導体12インチ工場設置となり、既に中科二林基地に第11世代の液晶パネル工場設置を決めている友達光電(AUO)と合わせ、彰化県に初めてパネルと半導体の「1兆元(約3億3,400万円)産業」が同時に進出することになる。

 半導体メモリー業界の不振が続く中、華邦電は第2四半期12億7,800万元の損失を出したが、粗利益率は第1四半期のマイナス13%から3%まで回復しており、台湾の標準型DRAMメーカー(上場・店頭公開企業)としては、唯一粗利益率がプラスに転じた。